雨や風にさらされて劣化する外壁は、築年数と共にカビやコケ、
爆裂や欠損など様々な劣化が見られます。
雨漏りや重大なクラックなどを引き起こす前に、塗り替えを行うことがリスク管理になります。
日本の住宅平均寿命は約30年で、これはアメリカの住宅平均寿命の3分の1と言われています。 なぜここまでも違うのでしょうか。これは日本の気候に原因があります。 日本は高温多湿であり、元々の日本家屋とは石の上に土台が乗るような構造でした。 しかし現代の日本住宅は、コンクリートを基礎に使うようになったことで、床下の風通しが悪くなり、住宅に使用する木材が痛みやすくなってしまったのです。 大切なお家を守るためにも、定期的にメンテナンスをおこない、長期的に風雨・紫外線などから私たちを守ってもらう必要があります。 現在、日本の住宅の約80%を占めると言われている、窯業系サイディングボード。 その窯業系サイディングボードは主成分がセメントのため、元々防水性能は全くありません。 そのため工場出荷時に塗装をおこない、防水性を持たせていますが、その防水性能も5~7年で切れてしまいます。 その他の外壁材もほとんどが同様の年数で最初の防水性が切れてしまうため、 目安として 「築10年で1回目の塗装」 というのが一般的によく言われます。